まえおき
最近考えることがある。創作活動についてだ。自分がまだ子供であったころは当然のようにインターネット環境などなく、自分のフィールドの外の情報について知る機会がとても少なかった。
もちろん手段はゼロという訳ではなくて、本屋にいけば雑誌がそれなりに並んでいたし、ある程度は知ることが出来た。だが自宅でインターネットが出来る環境であることに比べると、知りたい時に知りたいことを知れなかった。
インターネット環境がなかったのは主におうちの財務状況のせいである。母親が包丁を取り出して父親に向けていたくらいには良くなかった。鬱なクソ話が中心ではないのでそれはさておき。
ほんだい
当時から絵を描いたりするのが好きだった。よく使っていたのはグラフギアである。あとはドクタークリップ。世代の人はああ懐かしいとか思うんじゃないだろうか。
で、インターネットが無い時代の自分は俺UMEEEE!! とナルシストな自己評価をしつつノートに落書きをしていた。コピックだなんて高いものは持っていなかったので、モノクロでひたすら書いていた。Pixivなどもなかったので、比較対象もなく、気持ちよくかくことが出来ていた。
ところが今のインターネットはすごい。もはやスマホだなんて持ち歩くPCみたいなものだし、誰でもGoogleでアカウントを作って、誰でもPixivでもなんでも登録して、自分以外の他人の作品をみることが出来る時代である。
自分と同世代、あるいは年下。そんな人たちが上げていく作品と自分の作品を見比べて落ち込むことはないのだろうか。勿論人それぞれに才能はあって、ちょっと見たり学んだりしただけで、SUGEEEEEEEEE! ってなるようなものを作れる人たちもいるし、作れない人たちもいる。才能は不平等なのだ。
つい最近はipadを買って、こそこそ練習をしているがいつまでたっても線は真っすぐ引けないし、納得のいくように書けなくて直ぐペンを放り投げてしまう。絵もそうだし文字もそうである。作りかけのシナリオは二本くらいあるし、完結させてない話だなんて五本を越えた(区切りのいいところで打ち止めた)。
そんな訳で、昨今の創作活動をしている人たちはどうモチベーションを保っているか気になっている話でした。艦これを最近再開して、待ち時間が生まれたのでつらつら書いただけ。
自分は何かをいずれ本にして挿絵も自分で書いて本にする(いわゆる同人である)けど、絶対つよつよ絵描きマンや文字書きマン、歌うまマンもそうだしゲームお上手マンと比較したりして心折れる人っていそうだよなと思ったので。
回答はないのでいずれ引用して偉そうに語りたい。
おわりに
イイねが欲しい、沢山の人に見られたい!
そんな承認欲求もあるけど私は純粋に自分の文字と絵で出来た本が手元に欲しいです。すぐ作れるやん! っていうけど作ったからには配布したい=ヘタなものは出来ないって考えてしまって蹈鞴を踏んでいます。うへ~。
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